足が不自由な友人と「不登校の対応」

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こんにちは、松井です。

今日は外に一歩も出ずに、
屋内で仕事に集中でした。

少し前に足を怪我したので、
外出は控えています。

外は暑そうなので、笑
みなさんも暑さにはお気をつけ下さい。

さて、本題へ。
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 足が不自由な友達を心配する
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実は今友達の家に
泊まらせてもらっているんですね。

昨日はそこにもう一人の友達が来て、
3人で泊まりました。

そして、朝になって今にいたるわけですが、

1人の友達がお風呂に入る!
と言い出したんです。

そこで、僕は
「大丈夫かな?」と心配しました。

なんで心配するのかというと、
友達は足が不自由で
車いす生活なんですね。

そして、お風呂はアパートの
ユニットバスなので、

僕が入っても狭くて動きづらいんですよ。

普通には歩けない友達なので、
すべって転ばないかな。
とか、

1人で立ち上がれるかな。
とか、

とにかく心配しました。

そして、
「1人で大丈夫?」
と声をかけようとしたときに気付きました。

「何を心配する必要があるんだ!」

僕が心配する必要は
何もなかったのです。

というのも、彼は何十年も
車いすで生活しているベテランだから。

それに彼は足が不自由だからといって、
何かを諦める人ではなく、

高校のときには
バスケットボール部に所属しているし、

体育も僕らと混ざって
一緒にしていたような人です。

そんな尊敬できる
車いす生活ベテランの彼は、

自分で状況を把握して
自分でも大丈夫だと思って、
お風呂に入るといったのでしょう。

そんな彼に
何もわかっていない僕が何か言うなんて
おこがましい。

そこに気付いて、
彼なら大丈夫だなと安心したのです。

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  「友達をどう捉えるのか」
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ここで、僕の思考パターンを
考えてみましょうか。

不登校とは関係ないように見えますが、
後で大きく関係してきます。

まず、僕が心配していた
状態を考えましょう。

このときは、
彼が車いす生活のベテランだとか、
車いすだからって諦める人ではない

といった彼の特徴は
見えていませんでした。

つまり、僕は彼を彼としてではなく、

「足が不自由な人」
と認識していたのです。

だから彼の良いところが見えなくなって、
過度に心配してしまったのでしょう。

僕がよく言う
問題視してしまうという状態です。

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問題視しないときはどう捉えているのか
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そして、僕が彼を
心配しなくなった状態。

このとき僕は、
「足が不自由な人」ではなく、

車いす生活ベテランの彼
今まで友達として一緒に過ごしてきた彼と
認識したのです。

そうしてはじめて
彼の特徴が見えてきたのです。

このように、友達を「障害者」と
カテゴライズすると、

悪い未来がどんどん見えてきて、
問題視してしまいます。

でも、彼は「障害者」である以前に
僕の友達で、彼は彼です。

そう認識したとき、
はじめて彼の強さや
良いところが見えてきて、

大丈夫だな、と

ある意味彼を放置できたのです。

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 不登校である以前に子どもである
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これって不登校だって同じです。

お子さんを「不登校」の子ども
と見てしまうと、
どんどん悪い所が見えてきます。

そして、その悪いところをなおしていこうと心配、
いや心配する必要のない問題視をしてしまいます。

(※悪いところをなおそうとするのは
悪いことではないですよ。

今話しているのは
過度に心配することについてです。)

でも、お子さんは、
「不登校」の子ども以前に、
純粋なお子さんです。

お子さんはお子さんです。

だから、「不登校の人」
って捉えすぎないで下さい。

お子さんを、
子どもとしてではなく、

「不登校」と認識すると
いろいろな所が悪く見えてきます。

普通の子どもにもある
悪いところが

不登校だからおきる悪いところ
だと勘違いしてしまいます。

そして、何よりお子さんの良いところや
強みが見えなくなって、

お子さんを信じることが
できなくなってしまいます。

今、お子さんのことを信じられない、
認められない親御さんもいるでしょう。

そのような方は、
お子さんを認められない、
信じられないのではなく、

「不登校」という現象を認められない、
信じられないだけです。

そうなってしまうのは、
自分の子どもと捉えるのではなく、
不登校の人と捉えてしまっているからです。

だから、思い出してみて下さい。

お子さんが小さいとき
どんな子だったのか。

生まれてきたとき、
みなさんはどうだったのか。

一緒に時間を過ごして楽しかった
思い出を思い出して下さい。

そのときの純粋なお子さんは
必ず今もいます。

そこに目を向けると、
過度に心配することなく
過干渉によった無益な争いも生まれず、

親御さんの状態もお子さんの状態も
よくなっていくでしょう。

今回は問題視しないということ
を話しましたが、
不登校ということを
考えることも大事です。

ただ、考えすぎている
親御さんが多いので、

一度見直してみたら少しお子さんが
違って見えるかもしれません。

ちなみに車いすの彼の人生は

不登校とは関係ないですが、

「普通だった日常がいきなり変化する」
という意味でかなり似ています。

彼は生まれたとき
健康でしたが、

小学生になってから
足が不自由になってしまい、
車イス生活になりました。

ある意味、
普通に学校に行っていた子どもが
いきなり学校に行かなくなって
状態が悪くなるのと同じです。

【普通に歩けていた生活から車いす生活へ】

彼は今はもう立ち直っていますが、
当時はつらいこともあったと思います。

車イスながらも、
高校のときはバスケットボール部に所属し、
体育も僕らと同じようにやっていました。

彼を見ていると、
「困難に思えることも絶対にできるんだな」
と勇気がでてきます。

僕たちが何かを諦めてしまうときは、
何か理由があるはずです。

・時間がない
・頭が悪い
・そんなに若くない
・もう手遅れだ

でも、車イスでも何事にも挑戦し、
人生を想いっきり楽しんでいる彼を見ていると

僕たちは勝手に諦める理由を作り出しているんだな
ということがわかります。

ここで書くと長くなりそうなので、
このへんにしておきますが、

彼の生き方や考え方は
本当に勇気を貰えます。

彼の生き方や考え方、
さらにどうやって困難な状況を乗り越えたのか
など

詳しく音声でお話ししました。

【外の評価に従うのか?
自分で自分の評価を作っていくのか?】など。

不登校の親御さん必聴の内容です。

こんなことを話しています↓

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・「外側から見る不登校」「内側から見る不登校」
・外側から子どもを見ると一喜一憂してしまう
・内側から不登校を見たときに子どもは変化する
・親の生き様で子どもは変わる
・親が人生を歩み出したとき、子も歩みだす
・不登校の親御さんが持って欲しい大前提の心構え
=「自分が自分の評価(あり方)を決めていく

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松井和輝

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ABOUTこの記事をかいた人

松井和輝

中学・高校ともに不登校。それが原因で自殺未遂を経験。現在はその経験を生かして、「学校に復帰するだけでなく、本来の純粋な自分を取り戻すことを第1の目的」として、300組以上の親子の問題解決を行う。