バケモノの子から学ぶ不登校の対応方法!真の親子関係とは?

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今日は「バケモノの子」という映画を見てきました。

この映画の中でとても深い学びがあったのでシェアします。

「真の親子関係とは何か、本当の意味で子どもを愛するとは何か」について書いていきたいと思います。

※映画の内容については深くはふれませんが、ネタバレが嫌な人は映画を見てから記事を読んで下さいね。

バケモノの子を見て感じた本当の意味の子育てとは

不登校 バケモノ

簡単にあらすじをはじめに紹介しておきます。

9歳の主人公の九太が、ある理由でバケモノの熊徹の弟子になります。

まあ弟子といっても親子のようなものです。

 

熊徹は気性が荒く、けんかっぱやい性格でした。

子育てをしたこともなく、親に育てられたこともありません。

そんな熊徹は子育てがうまくできるはずはなく、毎日九太とけんかばかりしていました。

 

けんかばかりのうまくいかない日々

でも、熊徹はそんな日々の中多くのことに気づいていきます。

それは九太を育てていく中で、九太に教えてもらうことでした。

 

そう、熊徹は九太を育てながら、自分も九太に育てられていたのです。

参考に宮崎あおいさんのこの物語の感想をのせておきます。

「人を育てる」ということは、

「相手に育ててもらっている」面もある。

熊徹が子どもの九太に育てられ、

二人の絆が深まっている姿に感動しました。

子育ては親育てでもある

この物語で学べる重要な視点は、子育ては親育てでもあるという事です。

僕たちは子育てというと、親が子どもを育てることだと思います。

 

しかし、それは違います。親も子どもに育てられているのです。

この視点は非常に大事です。

 

親が一方的に子どもを育ててあげているという思考だと、どうしても子どもに見返りを求めてしまいます。

これだけ育ててあげたんだから、立派に育って欲しい。

お金をかけてきたんだから、一流大学に入って、一流企業に就職してほしい

 

それが叶わないと子どもを責めるようになります。

私はこんな頑張ってるのになんでなの、、、、ってな感じで

 

不登校の場合も同じです。

これまで頑張って育ててきたのに、学校に行かなくなってしまった

自分は子どもに尽くしてきたのに、子どもはその恩を仇で返すようなことをしている

 

そうやって子どもを責め、自分の思う理想の将来を子どもに押し付けてしまいます。

 

「不登校になってしまったら、将来のために学校に行かせる」

 

子どものことを考えているように思えますが、

自分の頑張りを自分の理想を押し付けるという形で、表現しているだけです。

 

ではそうならないためにはどうすればいいでしょうか

それは自分も子どもに育てられているという視点をもつことです。

 

自分も子どもに与えているけど、自分も子どもから与えてもらっている。

子どもから既にもらっているのだから、見返りを求める必要はありません。

 

だから、子どもが不登校になったとしても、受け入れることができるのです。

 

大切なのは子育ては親育てでもあるという視点を持つことです。

 

はい、次の話といきたいところですが、

長くなりそうなので音声にとりました。

どちらかというと音声のほうが重要な内容なので、

ぜひこちらも聞いて下さい。

 

まとめ

まとめ バケモノ

「子育てというのは親育てでもある」

その視点を持つことで、子どもに見返りを求めるような育て方はなくなります。

 

その視点がない人がなんで見返りを求めてしまうかというと、自分が子どものために尽くしてあげているという意識があるからです。

親が上で、子どもが下にいるような縦の関係ですね。

でも、自分も子どもに学びを与えてもらっているという視点を持つことで、親と子が横の関係になります。

与えるし、与えてもらう、そういう関係です。

その関係なら、見返りをもとめるような支配的な関係になることはありません。

そうすることで、子どもは自分を否定するようにはならず、自分の可能性に向かって自由に生きることができます。

 

「子育ては親育てでもある」

この考えを頭のすみでいいので置いておいてください。

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ABOUTこの記事をかいた人

松井和輝

中学・高校ともに不登校。それが原因で自殺未遂を経験。現在はその経験を生かして、「学校に復帰するだけでなく、本来の純粋な自分を取り戻すことを第1の目的」として、300組以上の親子の問題解決を行う。