「おおかみこどもの雨と雪」という映画をしっていますか?
この映画は親の成長過程を非常に上手く表現しています。
今回はこの映画から親のあり方について書いていきます。
この映画から伝えたいことはたくさんあるので、3回にわけて書いていきますね。
今回は「子どもに寄り添うとは」という内容です。
Contents
本当の意味の子どもに寄り添うとは
「おおかみこどもの雨と雪」という映画は,
人間のお母さんとオオカミ人間のお父さんの間に生まれた二人の子どもとお母さんの成長の物語です。
お父さんは子どもが小さいときに死んでしまいます。
子どもはもちろんオオカミ人間で、お母さんは人間なので、お母さんはどう育てたらいいのかわかりません。
オオカミ人間の子どもは吠えたり、駆け回ったりして、迷惑をかけるので、人間が多いところでは住めません。
なので、お母さんは決心して山奥の家に住む事になりました。
もちろん山奥で住むのは心細いでしょう。
家もボロボロなので、一人でリフォームしないといけません。
さらに自給自足のためにお母さんは畑で野菜を育てます。
野菜を育てるのは難しく、女の人ができるようなことではありません。
頑固なおじいさんにどやされながら、それでもおきらめずに野菜を育てました。
ここまではかなり序盤の話ですが、ここまでの内容で本当に重要な親の姿が見て取れます。
まずお母さんは山奥に引っ越すという決断をしましたが、
これは自分はあなたといつもいるという最大の表現ではないでしょうか。
例えば、不登校の原因でもあるいじめ
いじめらている子どもにどう対応すればいいのかというと、親が子どもに本気で関わること
あなたが困っているなら、私たちは引っ越す覚悟くらいできているよ
引っ越した先でまただめなら、また引っ越せばいいじゃないか
そうやって自分はあなたの味方だということを、自分を巻きこんで表現するのです。
いじめられている子や不登校の子は、親に今の状況を話したらまずいと思っています。
親は敵だと思っているのです。
だから自分はあなたの味方だと言う事を、
最大限で表現してあげれば子どもは安心して今の気持ちを話したり、良い反応を示してくれるのです。
映画の中でお母さんは最大限の力で、自分は味方だということを表現しています。
難しい野菜育てをあきらめずに頑張る姿
自分の生活を犠牲にしてまで、田舎で子育てをする姿
そんなことができるのは親しかいません。
本当に子どものことを愛しているからできるのです。
なかなかそんなことできないという人もいますが、もう愛はあるのだから、それを表現するだけいいのです。
それは言葉で伝えるのでも、行動で伝えるのでも、どちらでもいいと僕は思います。
バケモノの子の記事の音声でも言いましたが、
子どもを愛しているという強い気持ちが重要なのであって、伝える形は関係ありません。
強い思いがあれば必ずこどもに伝わるからです。
まとめ
この映画は親が本気で子どもに寄り添っている姿が見られます。
この映画を見ていると本当の意味で寄り添うとは、本気で子どもを愛し、それを伝えていくことなんだと思います。
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