不登校の子を持つ親にとって大きな不安になるのは子供の将来についてです。
このまま学校に行かずにいて仕事につけるのか。中学・高校・大学と進学できるのか。
愛があるがゆえにいろいろ心配すると思います。
このサイトを初めて見てくれた方で、
子供の将来についていいイメージがある人はほとんどいないと思います。
では、実際のところ不登校になると将来どうなってしまうのでしょうか。
子供の幸せのために親は何ができるのでしょうか。
メルマガではブログでは書かない実践的な内容、記事の補足音声、
僕が関わってきた子の不登校体験克服記などを書いていきます。
メルマガ登録はこちら↓
不登校になったら成功できないのか
一般的に不登校というとあまりいいイメージがないですよね。
そのため、不登校の子の将来についても、
いいイメージを持てない人が多くいるでしょう。
では、その将来のイメージは実際にそうなってしまうのでしょうか。
不登校の子は成功できないのでしょうか。
ここでいう成功はどんな成功でもかまいません。
お金持ちになることでもいいし、
毎日笑顔で幸せに過ごすでもいいです。
あなたの思う成功でかまいません。
実際問題、不登校という事実だけ見るなら、
成功するのが難しくなるというのは事実でしょう。
学校に行かなければ、
一般知識不足になるかもしれないし進学も難しくなるでしょう。
しかし、そこからでも成功する人がいるのは事実です。
不登校だったとしても普通に暮らしている人を
僕は何人も知っているし、客観的に見て成功してる人も知っています。
ではその人たちは何が違うのでしょうか。
その人たちが不登校だったのにも関わらず、
成功しているなら「不登校」という要因や
学校に行ってなかったという環境は関係ないのでしょうか。
環境や過去、また現在の状態が未来を決めるのか
現在の状況や環境が未来を決めるとしたなら、
不登校の子はどうなるのでしょう。
もしそうであるならば、
不登校になった人すべての人が将来同じ結果になるでしょう。
不登校のことだけでなく、
世にある者すべてこの理に従うことになります。
貧乏な環境に生まれた人は
すべての人が将来貧乏になるはずだし、
裕福な環境に生まれた人は必ず将来裕福になるはずでしょう。
しかし、この世の中そのようなことはありません。
貧乏な環境の人が努力して裕福になることもあります。
学校に行っていなという環境からでも成功する人はいます。
ということは、環境や今の状態は関係ないことになります。
では、何が未来を決定するのでしょうか。
環境ではない未来を決める要因とは
僕たちの未来を決めるのは環境や今の現状ではありません。
その環境や現状に対する意味付けです。
意味付けとはどういうことでしょうか、
具体的に説明していきます。
環境や現在の状況に対する意味付けの方法は二つあります。
・被害者的意味付け
・未来型の意味付け
よりよい未来を創っていくのは後者ですね。
被害者的意味付けとは、
今不登校であることに悲観し、
誰かのせいにしたりして今の現状を嘆くことです。
つまり、不登校である自分はだめだと意味付けしているんですね。
そうすると、今不登校である自分はだめなんだから、
未来もきっと悪くなるという方向に考え始めます。
しかし、学校に行くことはできないから、現状は変わりません。
反対に未来型の意味付けとは、
今起きていることは学びのプロセスであって、
悪いことではないと思える考え方です。
今の環境も現状も未来につながるいいことだと思えることで、
未来に対する希望が生まれ、現実と向き合う活力が生まれます。
前者は不安な感情が生まれ、後者はポジティブな感情が生まれます。
その結果行動が変わって行くのです。
このように意味付けに成功するかしないかの差があります。
しかし、注意してほしいのですが、
被害者型の意味付けをしてはいけないということではありません。
それは誰しも不安になったり今の現状を悲観的に捉えたりしてしまいます。
だから、僕が伝えたいのはそれをしてはいけないということではなく、
環境や今の状況が悪いとしても、
将来も絶対悪くなることはないということです。
今辛いかもしれないけれど、
不登校だとしても成功はできるよということを知ってもらいたいです。
不登校だからって将来が悪くなるとは限りません。
今不登校かもしれないけど明るい未来はいくらでも創れます。
ただ、そのことを知って頂きたいです。
そのことを知っているだけで、
不登校の子との対応が変わっていくでしょう。
無理に学校に行かせるようなあせりがなくなったり、
不登校の子の未来を信じれるようになります。
大事なことは今不登校だとしても、
将来悪くなるばかりではないということを知ることです。
読んでいただきありがとうございました。
コメントや相談いつでも受け付けています。
コメントを残す