不登校経験者であり支援を6年してきた僕が親御さんに絶対に知ってもらいたいこと

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大学生の石野君
不登校の子どもをもつ親御さんに絶対知ってもらいたいことって何だろう?気になるな!はやく教えて!

松井
まあまあ、落ち着いて下さい。
いきなりですがみなさんにとって「不登校」ってなんですか?
 
大学生の石野君
知っているよ!授業で習いましたもん!
学校に行かないあるいは行けないことでしょう?

松井
そうですね、「学校に行けない」または「行こうとしても行けない」というのがポイントですね。文部科学省によると以下のように定義されています。
 

何らかの心理的、情緒的要因、身体的あるいは社会的要因・背景により、登校しないあるいはしたくともできない状況にあるため年間三十日以上の欠席した者のうち、病気や経済的な理由による者を除いたもの

大学生の石野君
そのくらい知ってますよ!心理学部なめないで下さい!それはそうと今回そんなことを伝えたいのですか?

松井

まあまあ落ち着いて下さい。(意外と物知りだな〜)じゃあこの問題に答えてみて下さい。

 

【問題】その定義に従うと、学校に30日以上行くことができない子どもが10人いたとしたら(病気や経済的理由を除く)、

その10人は不登校となるか?

 

大学生の石野君
そんなの簡単ですね! 10人とも同じ「不登校」ですよ。

松井
まあ、正解です。定義上ではそうなりますね。でも同じ「不登校」だと捉えるのは危険ですよ!
 

大学生の石野君
なぬ!!??

はい、石野君が言ってくれたように、

学校に30日以上行くことができない子どもがいたら、(病気や経済的な理由による者を除く)

その子達はみんな不登校と定義されるでしょう。

 

ただ気をつけて下さい。

言葉の定義上、それに当てはある子が「不登校」とされるだけです。

1人1人の「不登校」という意味は全く違います。

 

例えば、10人の不登校の子どもがいたら、

その10人の背景は全く違います。

 

なんで不登校になったかもそれぞれ違うだろうし、

家での過ごし方も違うだろうし、

解決する方法も人それぞれです。

 

一定のパターンはあるかもしれませんが、

1人の人間として性格や特徴、感情が違うのだから、

不登校と言っても中身はそれぞれ違うでしょう。

 

つまりA君の不登校と、

B君の不登校では全く意味が違ってくるのです。

 

そう考えると、不登校の解決方法や対応は

「1+1=2」のような計算問題のように、

絶対的な答えがあるのではなく、

 

その子に合った対応をするのが

正解になると僕は考えます。

 

確かに、一定のパターンや分類はあるでしょう。

それらを参考にするのは効果的ですが、

一歩間違えると

ドツボにハマってしまう可能性があります。

 

松井

ですのでそうならないために

今回は中学・高校と不登校を経験し、

そこから6年以上不登校支援に関わってきた僕が気付いた

「不登校」という課題と向き合う 「こつ」を紹介したいと思います。

  

いろんな意見がある不登校でも、絶対に言えるたった一つの正しい考え

勉強しながら支援を6年続けてわかった気付き

僕は自分が不登校から立ち直った日から、

不登校支援を6年以上続けています。

 

今も不登校のお子さんやその親御さんと関わる機会があり、

今でも「不登校」という課題と向き合っています。

 

はじめはボランティアから経験をして、

最近になってようやく個人で支援をさせて頂くことができるようになりました。

 

とはいっても専門家の方や

臨床心理士、学校心理士などのプロのカウンセラー

の方と比べるとかなり劣っています。

 

専門的な知識はもちろん、

臨床経験も圧倒的に少ないです。

 

だから、今でも必死になって勉強しているのですが、

そんな僕だからこそ言えることがあります。

専門家ごとに言っていることが違う

僕はこれまでかなり

不登校について勉強してきましたが、

本を読んだりインターネットで調べたりしていると、

何かひっかかる感じがいつもありました。

 

勉強していても腑に落ちないというか、

もやもやするとする感じです。

 

そうなる原因は、

人によって言っていることが違うからです。

 

一番わかりやすいのが、

不登校の子を「見守るべきかVS働きかけるべきか」ですが、

 

その他にも、

・子どもの要求に答えるほうがいいのか、

・要求に答えないほうがいいのか

 

・ゲームやネットは自由にしたほうがいのか

・ルールや制限をかけたほうがいいのか

など、専門家によって

言っていることが違うことがよくあります。

 

不登校について勉強されている親御さんなら、

同じ経験をしたことがあるのではないでしょうか。

 

そんな状況で、勉強中の僕は

一体どれが正しいんだと毎日悩んでいました。

 

みなさんはお子さんと関わる身だと思うので

どの情報が正しいのかわからないというのは

もっと切実な問題だと思います。

 

そこで僕は考えました。

松井

なんで専門家によって、言っていることが違うんだろう。

 

そうやって考えていくうちに、

なんで専門家によって違うことを言っているのかが

わかるようになりました。

 

専門家によって言っていることが違う理由

ここに2人の専門家がいるとします。

専門家A
不登校の子どもに対して、何もせずに見守るのは良くない

専門家B
不登校の子どもは心が疲れている状態だから、まずは見守るのが良い

※あくまで僕が仮定したものです。

【理由1】同じ言葉でも使い方が違う

はい、上に2人の専門家がいますが、

・専門家Aさんは「見守るの反対派」

・専門家Bさんは「見守るの推進派」

と捉えることができると思います。

 

が、そこがもう泥沼に片足を入れる行為なのです。

大学生の石野君
え!?そうじゃないんですか?僕がおかしいんですかね、、、
 

松井

大丈夫です、安心して下さい。

僕も昔は喜んで泥沼にジャンプして入るような行為ばかりしていましたから。笑

 

さて、話を戻すと、

2人はお互い違う意見を言っているように見えますが、

本当にそうなのでしょうか。

 

ポイントは「言葉」です。

 

言葉に注目して考えてみて下さい。

 

2人とも「見守る」という言葉を使っていますが、

はたして2人が使っている

「見守る」は同じ意味なのでしょうか。

 

この記事の一番はじめで、

「不登校」といっても子どもの背景や状況によって、

「不登校」という言葉の意味は

変わるという話をしました。

 

それと同じでこの「見守る」という言葉は、

この2人がどういう意味で使っているのか、

どのような文脈で使っているのか、

 

もっと言うならその言葉を

読み手がどう受け取るかによって、

変わってくるのです。

 

例えば、ある人が言う「見守る」は

登校刺激を与えずにいること。でも学校に関すること以外では刺激を与えても良い。

という意味かもしれません。

 

ある人が言う見守るは、

普通のコミュニケーションを除いて、登校刺激も含め、親が子どもに何も刺激を与えない

という意味かもしれません。

 

ある人が言う見守るは、

子どもとは全く関わらない
ことを意味するかもしれません。

大学生の石野君
じゃあ、僕みたいなあまりわかっていない人が、ブログとかで「ビンタをしないこと」が見守ると意味づけて言葉を使っている可能性もあるってことですか?
 

松井

ありえない話ですが、可能性はありますね。

 

はい。つまり、それを書いた人がどういう意味を持って

その言葉を使っているのかを知らなければ、

情報に惑わされてしまうことになります。

 

結果、どの情報が正しいのかわからなくなってしまい、

お子さんに適切な対応ができなくなってしまいます。

 

2人の専門家が使っている

「不登校」という言葉だって同じです。

 

この「不登校」は何を意味するのでしょうか?

  1. 学校に行けなくなって間もなくて、

    「体調が悪いから学校に行かない」

    と言う状態の子どもを指すのでしょうか?

  2. 学校に行けなくなってしばらく経ったものの、

    自分の感情がコントロールできずに、暴力をふるったり、

    親の言うこと全てに反発する状態のことを言うのでしょうか?

  3. 「学校に行く以外は普通に元気にしているものの、

  学校には行けない状態を言うのでしょうか?

 

それを考えると、もしかしたら、

上の2人は同じことを言っていたのかもしれません。

専門家A

不登校(家での状態は落ち着いてきたものの学校には行けない状況)の子どもに対して、何もせずに見守るのは良くない。

ただし、不登校初期の子どもにはよりそって見守るようにしましょう。

専門家B

不登校(学校に行けなくなって間もない状態)の子どもは心が疲れている状態だから、まずは見守るのが良い

ただし、安定してきた子どもに対しては、長期化する可能性があるので、何もしないで見守るのでなく、適切な働きかけが必要です。

※かっこ内は話す人の意図や文脈。

実際には書いてないと思って下さい。

 

もし、このような意味で書いているのだとしたら、

2人が言っていることは同じですよね。

 

専門家の方に限って、

こんなことはないと思われるかもしれませんが、

実際にあるんですよ。

 

僕のクライアントさんが、

以前お世話になった不登校の専門家の人から、

「お子さんの状態を考慮して今は見守りましょう」

と言われたことを話してくれました。

 

確かに、今の状態では見守るのが適切だろうと思い、

僕も納得したのですが、

ただ単にその専門家のことが気になって、

その人のことを調べてみたんですね。

 

そしたら、その人のブログには、

「不登校の子を何もせずに見守るのは危険だ」

と書いてあるじゃないですか。

 

そのときは、その人の使い方で

その言葉の意味が変わることに気付いていたので、

あ~多分この人が言うのは

不登校のこの時期くらいのことだろうと

推測できたのですが、

 

それを知らない方が見たら、

全ての不登校に共通して見守るのがいけないと

勘違いしてしまうでしょう。

 

また、専門家の方がしっかりしていたとしても、

読む側、つまりみなさんが無意識に変に解釈していたら、

勘違いをしてしまって、

適切な対応はできないかもしれません。

 

大学生の石野君

僕なんてすぐ勘違いしてしまいますよ。そんな僕でも不登校のお子さんに適切な対応ができるようになるためには、

どうすればいいのですか?

 

 

自分は何も知らないというあり方

松井

石野君は、自分で勉強するときどうしてる?

大学生の石野君

そうですねえ、本を読んだりインターネットで検索したりですかね。

松井

じゃあ本を読むときどんなふうに読んでる?

大学生の石野君

え?本の読み方?ただ普通に読んで大事だと思ったことを頭い入れるくらいですよ。

松井

それって実は危ないかもしれませんよ。

はい、石野君との話題で、

本の読み方と言う話がでてきましたが、

みなさんも「不登校」について勉強するときに、

本を読んだりインターネットで調べたりすると思います。

 

そのとき文章をどう読んでいますか?

 

そこに先ほど説明した

「言葉の使い方による意味の違い」という危険が潜んでいます。

 

昔の僕はそうだったのですが、

文章も読むときは普通に読んでいました。

 

例えば、Aという本で見守るのが良いと書いてあって、

Bという本でも見守るのが良いと書いてあったら、

安直にやっぱり見守るのが良いんだなと納得していました。

 

それ以上詳しく読んだり、自分で考えることはしませんでした。

 

しかし、再程説明したように、

その見守るは同じ意味の見守るではないかもしれません。

 

そうなると、本当の意味で

本やブログに書いてあることを理解したことにはなりません。

 

そうならないためには、

まず「自分は何もしらないんだ」という

まっさらな意識で情報と接することをおすすめします。

 

僕たちはどうしても少しでも知識を持っていると、

あっこれは知っているぞと思い込み、

情報を流しがちになってしまいます。

 

でもその情報はしっかり考えてみたら、

はじめに知っていた情報と違うかもしれません。

大学生の石野君

見守るのが良いとAの本で読んで、同じことがBの本にもあると流しがちに読む。

でもその「見守る」は本当に同じかわからないってことですね。

そうなってしまうのは、

自分はもう既にそのことはわかっている

という思い込みから生まれます。

 

だから、僕は不登校のことについて調べるときは、

「自分は不登校について何もしらない」

という気持ちで情報と接しています。

 

だからこそ、言葉ひとつをとっても、

この言葉はどういう意味で使われているのか。

どんな雰囲気でどんなニュアンスで使われているのか

を考えるんですね。

 

それを知るために、

その筆者はどんな人でどんな背景があって

この情報を書いたのか、まで調べたり考えたりします。

 

そうすると、100%筆者の考える雰囲気や

ニュアンスではないにしろ、それには近づけると思います。

 

僕はそこではじめて

情報を理解したと言えると思います。

 

僕はそのために本は最低でも

10回は読むようにしています。

 

専門家の言うことを疑うあり方で情報と接する

情報を正しく受け取ったらそれでいいかと言ったら、

そうではありません。

 

みなさんは不登校のお子さんのことを理解するために、

よりよい状態にするために、

つまり情報を実戦するために情報を得ているのですから、

その情報が自分の子どもにとって

正しいのか考える必要があります。

 

先ほども言ったように、

不登校といっても背景や家での過ごし方、

学校に行かなくなってからどのくらい経過したかなど、

人によってそれぞれです。

 

だから、専門家が言っていることだとしても、

あなたのお子さんには当てはまらない可能性があります。

 

不登校の子どもの対応というのは、

大きな枠組みはあったとしても、

1人一人に合わせてみていくのが大切です。

 

本に書いてある内容は一般向けに書かれていますから、

あなたのお子さんの細かい状況は考慮していません。

 

一般向けに書かれたことを参考にするのは効果的ですが、

最終的にそれを実行するかどうか判断するのは、

お子さんの状況を良く知っているあなたです。

 

だから、いくら本に書かれていることでも、

これって本当に大事なのか、

これって自分の子どもに必要なのか

と考えてみることが大切です。

 

今まで僕が勉強してきた結果、

不登校の対応は、

見守ることも必要だけれど、

適切なタイミングで適切な働きかけをするのが大切だと思います。

 

実際にそう言われている方もたくさんいます。

 

ただ、僕の知り合いの不登校だった方は、

親御さんがその子に何も働きかけをしなくなったら、

自分で動きだし、学校にも行くようになりました。

 

だから、本当に人それぞれなんです。

本やブログの情報は一般向けに書かれているので、

当てはまることも多く、素晴らしい情報ですが、

 

それを受け入れる前に、

自分の子どもにとってこれは本当に必要なのか

と考えることが大切だと思います。

 

・働きかけるのが良いのか

・見守るのが良いのか

どちらが良いというわけではなく、

みなさんのお子さんがそのときに必要としているものを

与えるのがベストだと思います。

 

松井

まとめると、

不登校についての情報に接するときは、

・自分はなにも知らないというあり方で情報と接する

・自分の子どもにとって必要なことなのか考える

を心がけることで、お子さんに適切な対応ができるでしょう。

 

ただ、自分ではお子さんにとって何が必要か判断できないときは、専門家の方に助言を求めましょう。

 

まとめ

 

松井

「不登校の子どもを持つ親御さんに知ってもらいたいこと」

石野君、理解できましたか?

大学生の石野君

はい、情報と接するときは、しっかり考えることが大切なんですね。

松井

とてもざっくりしてますが、まあそうです。笑

 

 

不登校の子どもを持つ親御さんは、

子どものために本やブログなどで

いろいろなことを調べるでしょう。

 

そんな中で、専門家の人によっては

言っていることが違うなんてこともあるかもしれません。

 

そうなると、

どちらが本当に正しいのかわからなくなって悩むと思います。

 

ぼくもそうでしたが、そうなると

それをはっきりさせるために、

他の人がどう言っているのかなど、

新たな知識を蓄えようとしてしまうものです。

 

でも、必要なのは新たな知識を入れることではなく、

今ある知識を徹底的に分析して、

それが自分の子どもに必要なことか考えることなのです。

 

そうすることではじめて、

お子さんにとって適切な対応をとることができると思います。

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