引きこもりタイプの不登校の子の対応は居場所が鍵!

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不登校の問題は本質部分は同じですが、具体化するとタイプ別にわけることができます。

その中の一つが引きこもりタイプです。

引きこもりタイプは長期化すると何年も部屋に閉じこもったままなんてこともあります。

そんな引きこもりタイプですが、特徴をつかむことでどう対応すればいいのかはっきりわかります。

実は不登校全般にも言えることなのですが、キーポイントは「家の中の居場所」です。

では、なぜ居場所が大切なのか、特徴を説明しながらお話します。

引きこもりタイプの不登校の子の特徴

まず、どう対応すればいいのか理解するために、

引きこもりタイプの不登校の子にどんな特徴があるのかを知りましょう。

(不登校全般にも言えることなので参考になると思います。)

 

まず、不登校の子は人間関係で疲れてしまいがちというのを理解してください。

なぜ人間関係で疲れがちなのかというと、3つの特徴があるからです。

①感受性が高い

②プライドが高い

③気が弱い

この3つが組み合わさって人間関係で疲れてしまい、

ストレスが溜まって耐えきれなくなったときに,

不登校になったり引きこもりになったりするのです。

では、それぞれ具体的に見ていきましょう。

 

①感受性が高い

感受性が高い子は、相手のちょっとした仕草や行動に敏感で他人の目を常に気にしてしまいます。

相手のことばかかり気にして、相手に嫌われないために相手に合わすことをします。

 

親に対しても同じで親の言うことは守り、世間的にいい子と呼ばれます。

親に認められるために、親の顔色を見て行動します。

 

また、周りにも気を使ってしまうため、自分の選択を周りに合わせてしまいます。

自分はBがいいと思っているのに、みんながAがいいというからAにしてしまいます。

そして、その行動を振り返ったときにプライドが作用して、腹が立つようになります。

 

②プライドが高い

自分が周りに合わせてしまったことを振り返るとき、プライドが高いから、自分の行動に腹が立つのです。

 

プライドが高い自分がなぜ周りに合わせてしまったのか

なんで自分の選択を信じられなかったのか

そればかり考えてしまって、夜寝れなくなってしまうことも。

それが原因で学校行けなくなることもあります。

 

③気が弱い

プライドが高いのに気が弱いから、外に自分の感情を出せず、

なぜ自分が合わせてしまったのかという怒りを外に発散することができません。

 

他人に合わせないと嫌われるかもしれないという恐怖

合わせてしまったことに対する欲求不満

それがぶつかりあって葛藤が生まれます。

合わせたくないのだけれど、合わせることができない。

だから、他人に嫌われることもなく、他人に合わせることもない選択をとるようになるのです。

 

それが人とのつながりを断つことです。

2つの恐怖が生まれるので、人に会いたくなくなるのです。

では、それをふまえてどう対応すればいいのでしょうか。

 

家での居心地を作ることが重要

不登校 家での居場所

思い出して下さい。

人とのつながりが苦しくなって嫌になったから不登校、引きこもりになったわけです。

だから、まず家で人間関係は疲れないことを経験する必要があります。

人間関係のつらさ、疲れ、そういったものがなくなることを経験する

 

そのために家での居心地をよくする必要があるのです。

不登校の子は家族、特に親が敵になってしまっていることが多いんです。

だから、敵のいる家で安心できるはずがありません。

 

で、さらに人というのは居心地がいい居場所があって初めて外に出ることができるのです。

外って言うのは人に気を使う場所です。

怒られたりもするし、嫌なことを我慢しなくてはいけない

不自由さがあるのです。

そういう場所ではもちろんストレスが溜まります。

だから人はストレスができる居場所が必要になるのです。

 

かなり居場所について簡単に説明しましたが、

本当はもっと深い内容です。

ぜひ、この記事を合わせて読んで下さい。

居場所の重要さ、どうやって居場所を作るのか理解できます。

不登校の解決のために必要な2つの「居場所」とは?

2016.01.08

 

親の心構えとして大事なこと

家の中の居場所を作るとき大事な心構えがあります。

「例え、外に出られなくても家の中で幸せを感じさせてあげよう」

そのくらいの気持ちが必要です。

 

高校受験とか、大学受験とかそういうのは後にしてまず家での居場所を作りましょう。

受験などは今が重要なんだという方がいますが、

人生に重要なときってたくさんあるし、人によって重要さは違いますからね。

不登校の子どもにとって居場所を作る今が重要なんです。

 

まとめ

まとめ ひきこもり 居場所

引きこもりタイプの不登校の子は、

①感受性が高い②プライドが高い③気が弱いという特徴があるため、

人間関係で疲れてしまい、人を避けるようになります。

だから、まず人間関係で疲れない居場所を家の中に作ることが重要です。

人は安心できる居場所があって初めて外に出ることができます。

お子さんが外に出て行けるような、エネルギーを補給できる居場所を作りましょう。

※居場所を作るには絶対に親子が向き合うことが必要です。

それに加えて、親が自分と向き合う必要があります。

そのことについては別記事で書いてあるので、合わせて読むことで理解が深まるでしょう。

不登校の解決のために必要な2つの「居場所」とは?

2016.01.08

自分と向き合う、他人と向き合うってなんだという方はこちら

不登校は自分とそして他人と向き合うことで解決される!その方法とは

2015.09.10

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ABOUTこの記事をかいた人

松井和輝

中学・高校ともに不登校。それが原因で自殺未遂を経験。現在はその経験を生かして、「学校に復帰するだけでなく、本来の純粋な自分を取り戻すことを第1の目的」として、300組以上の親子の問題解決を行う。