優しすぎるのが原因で
不登校になってしまうことがあります。
優ししすぎる子は、
自分の感情を抑えてしまうことが多いです。
僕も優しく取り繕っていることが多かったです。
なぜ優しく取り繕ってしまうのか、
それを知る事で、不登校解決につながるでしょう。
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僕が関わってきた子の不登校体験克服記などを書いていきます。
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自分を抑圧するのが原因で不登校になる
優しすぎるのが原因で不登校になってしまう子がいますが、
そのような子は自分を抑圧している場合が多いです。
自分を抑圧するとは、
自分の気持ちを言わなかったり、周りに合わせたり、
自分を犠牲にして我慢することをさします。
では、なぜ自分を抑圧してしまうのでしょうか?
自分を抑圧させる原因は怖れです。
自分がこれを言ったら、自分がこれをしたら
みんなに何か言われるのではないか
みんなに嫌われるのでないか
そのような怖れが強いので、
自分の気持ちを犠牲にしてでも、
周りから嫌われないようにしてしまうのです。
社会に生きる人間はときには
周りに合わせることが重要ですが、
そのような子は常に周りに合わせて、
自分を犠牲にしているのです。
自分を犠牲にするのは友達にだけではなく、家族にもです。
親に嫌われたくない、無関心になってほしくない
そういう気持ちが強くて、
親が言うことを絶対的に守り、自分の意思は尊重しない
僕は母子家庭で、母は仕事が急がしかったので、
母と過ごす時間はそんなにはありませんでした。
そのため、なんとか自分に関心を過ごしてほしい
と思って、学校では優等生を演じて、
本来の自分を抑圧していました。
しかし、僕は家では問題児でした。
関心を示して欲しい、嫌われたくないという怖れが
優しさだけでなく、問題を起こすという現れ方をしたのです。
問題を起こせば、母に怒られるかもしれないけど
かまってもらえるという思いからの行動です。
これは極端かも知れませんが、
親にかまってほしいという気持ちが
問題行動で洗われることもあります。
はい、話が少しそれましたが、
優しすぎる子は常に自分を抑圧しています。
しかし、いくら抑圧しても自分の気持ちはそこにあるので、
なくなりはしません。
だから、気持ちは溜まり続けます。
しかし、自分の気持ちをため続けることはできません。
だから、その気持ちがあふれかえってしまったとき、
不登校という行動としてその気持ちが現れるのです。
では、そのような子にどう接してあげればいいのでしょうか
自分の気持ちを出していいことを理解してもらう
優しすぎるのが原因で不登校になった子は
今まで、自分の気持ちをだしてこなかったわけです。
それは親の場合なら、親に無関心になってほしくないという
怖れがあったからです。
親の言う事をしっかり守らなければいけない
自分の気持ちより親の言う事を優先しなければ、
関心をしめしてくれない
そういう思い込みがあるのです。
だから、その思い込みを開放させてあげて下さい。
具体的に言うと、子どもが何もしていなくても
関心を寄せてあげることです。
何かしたら褒めてあげるだとか条件付けの関心ではなく、
存在レベルでのむじょうけんの 関心をしてあげて下さい。
無条件の関心については過去記事で具体的に書いてあります↓
条件付けの関心をしてしまうと、
子どもは自分の気持ちを抑えるようになってしまいます。
だから、ありのままの子どもを認めてあげる無条件の関心をしましょう。
無条件の関心で、子どもの思い込みが開放され、
自分の気持を大事にできたとき不登校の解決につながるでしょう。
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