自分には価値がない、長所がない、良いところがない、才能がない。
多くの人が人生で何かうまくいかないことがあるのは「ない」を前提に生きているから。
実は才能もあるし、長所もある。
そこを見る事ができれば、劣等感で悩むことも、必要以上に不安になることも必要なくなる。
じゃあなんで自分には「既にある」ということに気づけないというのと、
自分のことを認められないから、自分のことが嫌いだから。
自分のことが嫌いだから既に「ある」ものに気づけずに、自分に「ない」ものを手に入れようとする。
自分にないものを手に入れて自分以外の何者になろうとする。
社会的によしとされる人や自分の憧れの人になろうとする。
でも、誰かになろうとしても自分は自分で、自分には自分の良いところがあるからその人になることはできない。
「ない」を前提に生きているから誰かになろうとしてもうまくいかない。
誰かになろうとしてたてた目標なんかもうまくいかない。
憧れの人、素晴らしい人は世界にたくさんいる。
でも、その人はその人なりのよさがあるわけで、その人がそれに気づいたから魅力的に見える。
自分のよさ、強さ、長所なんかは既にある。
弱さだったと思っていることが長所になることもある。
僕の話をすると、最近まで不登校だったという過去は恥ずかしいことだと思っていた。
不登校だったということを友達に知られたくなかった。
つまり不登校だったという過去は自分の弱さだと思っていた。
でも、自分のことを受けいれることができ、自分の弱さと向き合った今、
不登校という経験は同じ経験で苦しむ子を救う事ができる強さになった。
今までは隠していたことを認めさらけ出すことで誰かを救えると気づいたわけ。
つまり、もう自分には強さが既にあった。
弱さだと思い込んでいただけ。
自分を受け入れることができなければ一生自分の強さに気づけなかっただろう。
才能、愛、長所、強さ全部、既に「ある」。
それをまず知ることが大事。
あなたには既に価値があるし、あなたは既に幸せだし、あなたは既に愛されている。
才能や愛とか幸せって求めるものじゃなくて既にある前提だから。
たくさんいいところが既に「ある」のに無い物ねだりをしてみたり、
無理矢理つくろうとするとイタい人に見える。
魅力的になりたくて、無理矢理魅力を作ろうとしても他人から見たら、イタい。
魅力的になりたいなら、既に自分には魅力があるって知ること。
既に愛されてるのに無理に愛されようとするから、相手によくない反応されて、さらに愛されてないと感じてしまう。
違う。誰にでももう既にあるから。
自分には「ない」を前提に生きるのではなく、
自分には既に「ある」を前提に生きれば人生は豊になって自分の人生を歩ことができるのだ。
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