学校に行けない理由がわからないという
不登校の子が最近増えてきています。
僕も今なら言語化できるのですが、
不登校になった当時は理由がわからなかったです。
その状況で、もうだめだとあきらめそうになってしまう
親御さんもいますが、その必要はありません。
そもそも不登校になった理由探しは必要なのでしょうか?
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不登校になった理由がわからないのは当たり前?
不登校になった理由を探すことに
意味はあるのでしょうか?
まずそこから考えていきましょう。
不登校になる理由としてきっかけがあります。
いじめや学力の低下です。
でも、いじめや学力低下を経験した人が
全員不登校になることはありません。
さらに不登校になる理由として環境要因があります。
心の負担になるような環境に居続けている子は、
不登校になりやすいです。
しかし、環境が悪い所にいる子ども全員が
不登校になることはありません。
このようにあげていったら不登校になる理由は
きりがありませんが、何を言いたいかというと、
多くの不登校は一つの理由でなることは
ほとんどないという事です。
きっかけ、環境、性格など様々な要因が
絡まって不登校になるのです。
だから、本人も理由がわからないという状況が生まれるのです。
しかも複数の要因が絡まって不登校がおこっているので、
ひとつの要因を解決しても不登校は解決しないのです。
例えば、いじめがきっかけで不登校になった
からといっていじめを解決しても、
心に傷をおって、自分に自信がなくなったために、
恐怖から何も行動できなくなって不登校が解決しない場合もあります。
不登校の理由探しではなく環境作りを
だから、理由を探して解決をしようとする行為は
意味がないとは言いませんが、
それよりももっといい考えがあります。
それは不登校になるような理由にも負けないような、
子どもが自分に自信を持つような環境を作ることです。
理由を探しても、
これといった一つの理由は見つかりません。
さらに、それを解決しても
不登校が解決するかはわかりません。
それよりどんなことがおこっても、
大丈夫だと思えるような心を一緒に作っていく。
言いかえるならどんな自分も受け入れることができる
自分を作れる環境を整えてあげる
フットボールアワーの岩男さんを知っていますか?
彼は芸能界でブサイク芸人なんて言われていますが、
自分のことを本気で素敵な男だと思っています。
なぜそこまで自分のことを信じられるのだと思います?
それは、家庭環境がとてもよかったのです。
どんなことをしてもいつも褒められ、
いつもかわいがられていたからなのです。
子どもにとって家庭環境は大きな影響を持っています。
その家庭環境を整えることで、
子どもがありのままの自分を
受け入れることができるようにしていきましょう。
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