【経験談】10時間一緒に部屋にこもって不登校を解決した事例

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こんにちは、松井和輝です。

 

昨日募集を開始した

【不登校改善プログラム「4STEP」】

は1日にして5名のお申し込みをいただきました。

 

今回初めて10人に絞りかなり密なサポートをして、

半年後にはお子さんが元気に

「行ってきます!」と出かけるのを

笑顔で見送ってもらいます。

 

申し込みは7/5まで。

募集人数は残り5人/10人です。→(現在、参加者の方が増え、残り4人/10人です。)

(※定員に達したため、募集は終了しました。)

 

ちなみに参加者の方は

愛知

東京

東京

青森

愛媛

と、全国から申し込んでいただきました。

 

本当に全国からなので、

氣愛を入れてお宅訪問していきます!

 

出張が増えますね。笑

 

詳しくはこちら

【不登校改善プログラム「4STEP」】

http://kazu-lead.com/content/hutoukou-4step.pdf

(※定員に達したため、募集は終了しました。)

 

ということで、

今日の本題へ。

 

上の詳細ページにも

不登校改善の一例を挙げましたが、

 

今回は別の改善事例をお話しします。

 

 

一人の不登校の子が勇気を出して、

羽ばたいていった貴重な経験談なので、

参考になると思います。

 

 

ちなみに、2週間前くらいに

「リストカットを自分がして不登校改善」

という話しをしましたが、

 

今回は

「10時間一緒に部屋にこもって不登校改善」

という話です。笑

 

お前を殺して、俺も自殺してやるよ!

当時、中学2年生のK君と出会ったのは2年半前くらい。

冬の寒い日にお母さんから相談がきました。

 

「子どもが包丁を持ってきて、

刺そうとしてきます。

お前を殺して、自殺してやるよ!

と言います。

 

何を言っても聞く耳を持たないです。

どうしたらいいかわかりません、

助けてください。」

 

そんな緊迫したメールが届き、

僕の心は締め付けられました。

 

実は、僕が不登校だったときも、

何度も包丁を取り出して、

自殺しようとしたことがあります。

 

はじめは、

本当に死ぬ気はありませんでしたが、

何度か繰り返していくうちに、

 

「ああ、これで楽になれる。

まあ、いっか。」

 

という気持ちになったことがあるので、

同じような状況のメールを

放っておけませんでした。

 

 

早速メールで、

「いま、電話できますか?」と聞き、

すぐに電話することに。

 

その場は、

お母さんをなだめることしかできませんでしたが、

なんとか K君は落ち着いたようです。

 

 

ただ、それだけでは

いつ同じようなことが起こるかわからないので、

定期的に通話をすることになりました。

 

話を聞くとK君は、

学校に行けなくなって2ヶ月ということで、

 

暴れたり、暴言を言ってきたり、

かなり荒れている状態でした。

 

通話を重ねていくうちに、お母さんの声が元気に!

だから、お母さんも心配でいっぱいで、

はじめのころの通話は

 

「どうすればいいですか?」

の連続だったのを覚えています。

 

まずはお母さんの話を聞き、

お母さんの状態を良くしていこうと考えていきました。

 

まずはお母さんの心のモヤモヤを整理して、

元気になってもらいます。

 

(親御さんの状態が良くないと、

アドバイスをしても実行できないので、

どの親御さんであっても、

まずは状態を良くすることをしていきます。)

 

 

そして、

これまで僕が関わってきた

不登校の子の経験談や学んできた知識を元に

冷静にアドバイスをしていくことで、

 

お母さんはだんだんと元気になってきました。

 

 

携帯から聞こえてくるお母さんの声に

だんだん覇気がこもっていったのを覚えています。

 

 

それと同時に、僕がお伝えしたアドバイスを

着実にたんたんと実行していただき、

ついに、K君が荒れることはなくなりました。

 

 

家の中での居場所ができた瞬間でしたね。

 

でも、外にはでられない、、、

お母さんが接し方を見直すことで

K君とお母さんに信頼関係ができて、

 

日常会話ができるまで元気になってきました。

 

 

笑顔も見られるほどにもなり、

お母さんも驚いていました。

 

「殺してやる!」

と言っていたことを考えると

大きな成長です。

 

 

ただ、

まだ外が怖くて外には出られません。

 

お母さんは、

お子さんが元気になったのを喜びつつも、

高校受験が気になるらしく、

少し焦っている様子でした。

 

 

そんなお母さんには、

 

「せっかくできた信頼関係がくずれるのが

一番最悪なことなので、

無理に連れ出すのはやめましょう。

 

勉強のこともまだ言わない方がいいですね。

K君にエネルギーがたまるまで待ちましょうか。」

 

と冷静にアドバイスをして

落ち着いてもらいました。

 

 

しかし、

2ヶ月たってもK君が

外にでることはありませんでした。

 

僕と会えるようになって、流れが変わる

ただ、

2ヶ月間外に出られないといっても、

K 君は一歩一歩前に進んでいました。

 

・4ヶ月間一度も勉強をしていなかったのに、

いきなり勉強を始める

・塾に行きたいと言い出す

・4ヶ月ぶりに外出する

 

 

ただ、頑張るエネルギーが溜まってきて、

やる気は感じられるものの

自分一人では勉強は続かず、

ゲームばかりする生活になってしまいました。

 

そこで、

「家庭教師として、お子さんに会わせてください。」

と提案すると、

お母さんは大賛成。

 

ただ、お子さんが受け入れてくれるかな〜

と僕は内心、心配していました。

 

でもそんな心配は必要ありませんでした。

 

K君はあっさり受け入れてくれたのです。

 

これもお母さんが接し方を変えて、

家の中の居場所を作った結果です。

 

家の中で安心して過ごせるからこそ、

”頑張ってみようかな”というエネルギーがたまるのです。

 

お母さんの努力が実った瞬間でした。

 

 

そして、実際に家庭教師として、

A君と会うことに。

 

K君とはすぐに打ち解けられました。

 

なぜなら、

家庭教師として行ったののもかかわらず、

ゲームをするばかりだったからです。笑

 

 

僕はゲームが大好きでかなり強いので、

K君とは白熱したバトルを繰り広げました。

 

ゲームを楽しむうちに、すぐ打ち解けました。笑

 

「伝説になろうや!」

ただ、ずっとゲームをするだけじゃないですよ。

打ち解けられたと思ったら、

勉強の話もしていきます。

 

でも、K君は勉強はしたくないそうです。

 

理由を聞くと、

「勉強をする意味がわからない」

と。

 

よくありますね、この悩み。

 

でも、この悩みは勉強が遅れていて、

問題が解けないから、

 

つまり勉強がうまくいってないから

そういう理由を言うことが多いです。

 

だから、そういう場合は

勉強ができるようになれば、

楽しくなって自然と勉強を続けます。

 

それを僕は今までの経験でわかっていたので、

わかりやすい目標を作るためにある話をしました。

 

 

僕「いまさ、学校行ってないじゃん?」

 

K君「はい、、」

 

僕「内申点ないじゃん?」

 

K君「はい、、、」

 

僕「受験に不利じゃん?」

 

K君「はい、、、、」

 

僕「最高だね!」

 

K君「えっ?」

 

僕「だってさ、この状態で県内トップの高校に合格してみな、

ヒーローだから。」

 

K君「いや、そんなの無理ですよ。」

 

僕「俺はやったよ。」

 

K君「、、、、」

 

僕「実は俺も中学3年生のとき
学校行けなかったんだよね。

 

だから、内申点がなかった。

 

中3の9月からは学校行ったけど、

それまで勉強してなかったから、

数学のテストとか7点だったよ。笑

 

でもね、そこで思ったんよ。

 

ここから県トップに合格したら、

俺カッコよくねって。

 

だってそうでしょ、

受験に不利で、現状ほとんど問題がわからない。

 

そこからの合格だよ?

学校行って、普通に勉強してきた人たちを

学校行ってなかった俺が超えれるんだよ。笑

 

もうこれは伝説に残るよね。

 

学校の歴史に残って、

語り継がれるよ。

 

やばくない?

 

自分に子供ができて、

同じ中学に行ったら、

 

「学校行ってなくて、

勉強が全くできてないとこから、

県内トップの高校に合格した人がいたんだって〜」

 

って自分の子供に言われるんだよ。

 

それ、俺っ!

 

って子供に言えるんだよ。笑」

 

K君「確かにそれはかっこいい。笑」

 

僕「でしょ?」

 

K君「確かに。でも、さすがに僕じゃもう無理ですよ。」

 

俺「まあ、そうかもね。

俺も結局不合格だったし。笑

 

でも、Kならやってみたらいけるかもよ?

才能あるし。

 

わからないんだったら、俺が教えるよ。

行きたい高校に進学して楽しもうや。」

 

 

その後、はじめは少しずつでしたが、

一緒に勉強を始めていきました。

 

朝7時に家に行って、5時まで勉強する

なんてことも一緒にしてました。

 

 

そんなことをしているうちに、

K君が「学校に行く」といいだしました。

 

 

”受験のために少しでも内申点がほしい”

ということでした。

 

 

「おう、行ってこい!」

 

といって送りだすと、

なんとそれから休むことなく通い続けたんです。

 

今は第一希望に高校で青春を楽しんでいるそうです。

 

なぜK君は、学校にいけるようになったのか?

なぜ K君は学校にいけるようになったのか?

全く勉強をしていなかったのに、

10時間も勉強をできるようになったのか?

 

それは2つのポイントがあります。

 

1つは、

お母さんが家の中の居場所を作るために

努力してくれたこと。

お母さんが努力して、

接し方を変えなければ、

K君にエネルギーがたまらず

僕に会えなかったかもしれません。

 

 

そして2つ目のポイントは、

将来に向けて希望・目標が持てたこと。

 

K君は、僕の話を聞いたことで、

将来に希望が湧いてきたようです。

 

さらに、受験という目標を持つことで、

行きたくなかった学校に意味を見出し、

学校にもいけるようになりました。

 

 

まとめると、

①お母さんの努力

②将来への希望・目標

が彼を変えたのだと思います。

 

今回は一例にすぎませんが、

このような流れで不登校が良くなっていくこともあります。

 

 

親御さんの努力で「人と会えるレベル」まで元気になる

僕がお子さんのサポート

 

この流れは僕がもっとも得意とするサポートです。

 

 

もちろん、親御さんの努力だけでも、

改善する場合もありますが、

 

第三者の関わり

かなり強力に親御さんの努力を

サポートしてくれます。

 

今回のプログラムは、

こういった経験をもとにつくったものです。

 

 

ですので、

親御さんのサポートもするし、

お子さんのサポートもしていきます。

 

お子さんにも親御さんにも

徹底的に関わっていくので、

少人数になりますが、

 

その少人の子だけでも、

元気になって将来に希望を見出してくれればな

と思います。

 

 

お申し込みは7/5まで。

募集人数は残り5人/10人です。

(現在、参加者の方が増え、残り4人/10名です。*7月3日時点)

(※定員に達したため、募集は終了しました。)

 

興味がある方はどうぞ

【不登校改善プログラム「4STEP」】

http://kazu-lead.com/content/hutoukou-4step.pdf

(※定員に達したため、募集は終了しました。)

 

 

では、今日はここまでにします!

今回のお話で何かお役に立てれば幸いです。

 

今日も最後まで読んでくださり、

ありがとうございました^^

 

今回の記事には続きがあります!

続きはこちら↓

【経験談】10時間一緒に部屋にこもって不登校を解決した事例②

2017.07.03

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ABOUTこの記事をかいた人

松井和輝

中学・高校ともに不登校。それが原因で自殺未遂を経験。現在はその経験を生かして、「学校に復帰するだけでなく、本来の純粋な自分を取り戻すことを第1の目的」として、300組以上の親子の問題解決を行う。