こんにちは、松井和輝です♪
今回の記事では、僕が不登校のときに体験していた
辛さや症状をどう乗り越えたのか?
母親との関係は良好だったのか?
などについて赤裸々にお話してきます。
この記事を読んで、人地でも多くのお母さんや不登校で悩めるお子さんが救われることを祈っています。
先日、東京に母が来る機会があって、
僕が当時、不登校だったころの話を軽く聞いたのですが、
僕が覚えている以上に、酷かった。
もうそれは、もう驚くほどに酷い。
過去の記憶を忘れてしまったのかわかりませんが、
今までみなさんに伝えていた以上のひどさでした。
僕が不登校だったときは、次のような症状が出ていました。
(あくまで僕が覚えていたことです。)
・勉強なんか一切せずに部屋にこもって1ヶ月継続でゲーム20時間
・1日の移動距離は10歩以内
・お風呂にも入らないし、歯も磨かない
・家族には暴言、暴力当たり前
・包丁を持って自傷行為、家族への脅し
・壁には今も大きな穴が!?笑
・ついには耐えきれなくなって自殺未遂
・ゲーム依存、昼夜逆転なんて当たり前
・外に全く出ず、対人恐怖症になる
くらいだと僕は思っていました。
これだけでも、相当荒れていますが、
母から話を聞くともっともっとヤバイ話がたくさん出てきました。。。
実際はもっとも酷かったんです。
バスロマン(入浴剤)を大量に飲む
・首にガムテープをぐるぐる巻きに何度もする
・夜中に大声で奇声をあげ続ける
・夜中に外に飛び出して、道路の真ん中で何時間も寝て動かなくなる
・お母さんを深夜に無理やり家から外に出す
・そして入ってこれないように鍵を閉める
・帰ってきようものなら、暴力・暴言
・窓を開けたり閉めたりを永遠と繰り返す
・薬漬けになって、常にフラフラ
・薬を飲みすぎて、足が紫に変色
・何かが見える・何かが聞こえると言う
・3人がかりじゃないと病院にも連れ出せない
・医者に統合失調症と診断される
・精神病院に入院するも1日で退院
・包丁やはさみをお母さんに突きつける
・耐えられなくて毎日お母さんが泣いている
・刃物で自傷行為するから、家の中に尖ったものは何もない状態に。
など、10分くらい話しただけで、衝撃の事実がでてきました。
特に衝撃だったのは、道路に飛び出して、
寝転がるというものです。
さいわい田舎だったので良かったのですが、
何時間も道路に寝ころがり
ひきずっても死んだように動かなかったそうです。
お母さんはまだまだ辛いことが
たくさんあったと言っていたので、
相当荒れていたんだと思います。
言われるとかすかに思い出せるのですが、
ほとんど忘れていたので本当に本当に驚きました。
ただ、驚き以上に
それだけ迷惑をかけてきたのに、
それでも見捨てずに、
ただ側にいてくれた家族に、
特にお母さんに感謝の気持ちが吹き出して、
飲食店の中で大泣きしてしまいました。
「僕は家族や周りの人に
どれだけ愛されてきたんだろう」
と、泣けて泣けて仕方がないです。
今も、メルマガを書きながら、
感情を抑えられません。
「あのときお母さんが諦めていたら、
通り魔殺人のような人殺しになっていた。
病院も薬もやめて本当に良かった。」
と、僕を最後に助けてくれた社長さんが、
よく言っていたそうです。
本当に感謝でしかありません。
今まではもちろん感謝していましたが、
もう、なんといったらいいか、、、
よくわからないほど、
感謝の感情が吹き出しています。
言葉では伝わらないと思いますが、
今も泣いてしまっています。
あのとき、
どれだけお母さんが僕を愛してくれていたのか。
お母さんをどれだけの人が
助けてくれていたのか。
本当に感謝でしかありません。
愛と言っても、
僕がここまで良くなれたのも、
僕がいま感謝しているのも、
お母さんが
はじめからずっと
良い対応をしていたとかではないです。
ただ、家族として
見捨てずに諦めずに僕のそばにいてくれたこと。
それで僕は良くなれたのだと思います。
施設にあずけたりしないで、
精神病院にまかせないで、
親が諦めずにただ隣にいてくれるだけで、
どれだけ僕は助けられていたのか
僕は本当に恵まれていたと思います。
つまり、
愛=「良い対応」だけではなく、
愛=諦めないでただ側にいてくれること
だと実感しました。
・・・
当時のお母さんから見たら、
母の生活は地獄のような毎日だったはず。
息子は精神的におかしくなってしまった。
毎日が辛くて苦しくて、
涙が途絶えることはない。
死ぬことも考えた。
それでも、
僕のお母さんは諦めずに関わり続けてくれた。
愛し続けてくれた。
何もできない僕を。
むしろ邪魔でしかない僕を。
精神的におかしくなってしまった僕を。
最後まで諦めなかった。
僕は不登校にこだわり続けて、
学生のころから
不登校で悲しむ人が少しでも減るように、
自分の人生をかけてきました。
なんで大切な自分の命の時間を燃やして、
不登校に関わりたいのか
本当の理由がわかった気がします。
僕は母に愛されたから
人を愛したくなった。
これほど愛し抜いてくれたから、
僕は人を愛したくなったのだと思います。
母が愛してくれたのが、不登校になった僕だった。
だから、不登校になった子を
僕は放っておけないんだと思います。
不登校になった僕を母が最後まで諦めなかったから、
僕も不登校の子を諦められないんです。
不登校になった僕を愛してくれたから、
僕も不登校の子を愛したいんです。
不登校になった何もない最低な僕に価値を感じてくれたから、
僕は不登校の子に無条件の価値を伝えたいんです。
それでも、大丈夫だよ。
あなたには価値があるよ。
最低だったこんな俺でも大丈夫だったから、
大丈夫なんだよ。
君もいつか自分のこと大切にできるからね。
安心してね。
って。
いまの僕がいるのは、
不器用ながらに失敗を繰り返しながらも、
最後まで愛し抜いてくれた母がいるからです。
泣きながら、苦しみながら、
試行錯誤して毎日どうすればいいのか
悩んでくれた母がいるからです。
本当にありがとう。
これを読んでくれているあなたにも
感謝の意を伝えさせてください。
本当にありがとうございます。
お子さんに変わって、
お礼を言わせてください。
お子さんのために、毎日悩まれて、苦しまれて、
それなのに、
お子さんは変わらないし、
むしろひどいをしてくることもあるかと思います。
とても苦しく、辛い毎日のときもあるでしょう。
それでも、あなたは、
お子さんのためにこうやって、
必死になって僕のブログまで辿りついて、
いまも自分の命の時間を削ってまで、
お子さんのために文章を読んでいる。
みなさんのこの頑張りはとても尊いことで、
僕が素晴らしいなんて言うのはおこがましいほど、
素晴らしいこと、なんです。
でも、それだけしているのに、
お子さんは
感謝もしないし、
悪態はつくし、
何よりすぐに良くならない。
頑張りが認められないほど、
苦しいことはありません。
だからこそ、僕から感謝させてください。
本当に本当にありがとうございます。
不登校だった僕から不登校代表として
お礼を言わせてください。
諦めないで、
僕ら(不登校児)のために色々なことをしてくれて、
本当にありがとうございます。
そして、
感謝をしていて失礼かもしれませんが、
お願いがあります。
最後までお子さんを見捨てないであげてください。
良い対応ができなくても大丈夫です。
苦しくなって諦めたくなっても大丈夫です。
どうしたら良いかわからなくても大丈夫です。
将来が不安になっても良いです。
子どものことを信じられなくても良いです。
どんなあなたでも良いので、
ただ、お子さんの側にいてあげてください。
側にいるというのは、
物理的に近くにいるということではなく、
ただ、あなたがお子さんにとっての
家族の一員であげてください。
ただ、諦めたくなるときもあると思います。
投げ出したくなるときもあると思います。
そしたら、
苦しくなったら、
つらくなったら、
僕のメルマガに来てください。
ブログに来てください。
みなさんが諦めたくなったら、
添え木にならせてください。
現状、一人一人に会って
話したりはできませんが
こうやって文章で、励まさせてください。
感謝を伝えさせてください。
僕がもっと成長して、
精神的にも金銭的にも余裕がでてきたら、
不登校で悩む親御さんが気軽に立ち寄れる
来ただけで元気になれる場所を作ります。
もちろん、僕がいて、
どんな人の話も聞けるように。
同じように、
僕の母も毎日のようにそういった場所に通って、
僕を助けてくれた社長に相談しにいってました。
僕の母は本当にたくさんの人に助けてもらいました。
でも、そこまで良い環境にいる人ばかりじゃないのは分かっています。
一人で苦しんでいる方もいるかもしれません。
だからこそ、
僕があなたの添え木になれたら嬉しいです。
母を支えてくれた人たちがいなかったら、
僕もいませんでした。
だからこそ、
多くの人にもらった愛情を
社会に少しでも恩返ししていきたいんです。
そんなことを母の話を聞いて
今まで以上に熱意が湧いてきました。
不登校にかける想いが
今まで以上に大きく、
そして明るいものになりました。
これからもっともっと
やっていけるな!と強い確信とともに、
深い愛情に包まれています。
これからは、以前やっていた
不登校の親御さん同士のつながりコミュニティだったり、
毎月行うメルマガ読者の会(セミナー兼、親の会)だったり、
僕ができることはなんでもやっていこうと思います。
7月から始めた
不登校改善プログラム「4ステップ」も、
だんだんと良い結果もでてきたので、
より多くの人に、
僕と密に関われるチャンスを作っていけたら良いなと考えています。
少し仕事が落ち着いたので、
本当に一人、二人かもしれませんが、
再募集するかもしれません。
気になっている方は、
また楽しみにしていてください。
ただ、そういったものだけでなく、
メルマガやブログにも力を入れていくし、
相談もいつでもしてください。
僕もまだまだ成長中の身なので、
間違えたり、ご迷惑をかけるかもしれませんが、
批判されても、否定されても、
諦めることなく試行錯誤を続け、
「不登校での悲しみを減らし、喜びを増やせる」
そんな社会を作れるように走り続けます。
本当にいつもありがとうございます。
僕のお母さんのように、
みなさんが頑張られていて、
ただ居てくださるだけで、
僕の心の支えになっています。
本当にありがとうございます!
最後まで読んでくださり、
本当にありがとうございました。
また!
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